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Entrance その2 〜歴史を語る扉〜

 
   

 静まり返った早朝のケンブリッジ。街はひっそりとしている。

 石畳を歩きながら、中心部に向かって歩いていくと、ロマネスク建築様式の建物の正面に固く閉ざされたアーチ型の玄関を見つけた。

 イオニア式の渦巻形柱頭を頂いた装飾柱を両側に配し、ギリシャ彫刻風の女性の頭部がキーストーンに使われ、その上に「FOSTERS' BANK」と刻まれた石がはめ込まれている。

 はて、扉のLloyds TSBのサインは大手英国金融機関のひとつ「ロイズ銀行」だが・・・。

 17世紀中期に創業したLloyds銀行が19世紀初頭に創設された「FOSTERS' BANK」を20世紀初めに買収した名残とか。たったこれだけのEntranceに5世紀という時の流れが凝縮されている。

取材、執筆: わだひろし)

 

No. 11
2006.04.15.

 

No. 10
Entrance−立入禁止
No. 9
ロンドン里帰り〜その3(最終回)〜
No. 8
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No. 7
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片道たった60米ドルの船旅はいかが?
No. 5
地上の楽園、屋久島 その2
No. 4
地上の楽園、屋久島 その1
No. 3
東京・神保町 
ミロンガ
No. 2
大分県 
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No. 1
富山県 
高岡、魚津