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このコーナーは主に、火鉢の外部スタッフである、わだひろしが担当しております。

Entrance その2 〜歴史を語る扉〜
静まり返った早朝のケンブリッジ。街はひっそりとしている。
石畳を歩きながら、中心部に向かって歩いていくと、ロマネスク建築様式の建物の正面に固く閉ざされたアーチ型の玄関を見つけた。
イオニア式の渦巻形柱頭を頂いた装飾柱を両側に配し、ギリシャ彫刻風の女性の頭部がキーストーンに使われ、その上に「FOSTERS'
BANK」と刻まれた石がはめ込まれている。
はて、扉のLloyds TSBのサインは大手英国金融機関のひとつ「ロイズ銀行」だが・・・。
17世紀中期に創業したLloyds銀行が19世紀初頭に創設された「FOSTERS'
BANK」を20世紀初めに買収した名残とか。たったこれだけのEntranceに5世紀という時の流れが凝縮されている。
(取材、執筆: わだひろし)
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